多良のシブナシカヤの復活を!
H22年3月更新 大垣市上石津町宮
昭和19年に国の天然記念物に指定された「多良のシブナシカヤ」シブ皮がない珍しいカヤで水戸藩主徳川光圀公に献上されたとの記録も残っている樹齢約300年と言われた古木でしたが、現在は残念ながら枯れてしまいました。
1984年に講談社から発刊された
「日本の天然記念物 5:植物3」に掲載され写真にも写っていますが、まだ樹盛が盛んな頃実生で育ったシブナシカヤが現在は、上石津町緑の村公園に移植されています。その緑の村公園に移植されたシブなしカヤの木の実から育った木が地元の有志の手で再び戻ってきました。 天然記念物であったシブナシカヤの孫にあたる木です。私が生まれた時から我が家の前にあった風景を再び復活させたい!
1984年 講談社発行「日本の天然記念物5:植物3」より
シブナシガヤは普通のカヤと同種だが、種子の胚乳にシブ皮がない。殻を割ると中から白い胚乳が見られるところから昔から蜂の子ガヤとか白米ガヤとか言われた。推定樹齢300年の古木である。樹高6.8メートル、幹は約0.5メートルの土盛りの上から現れて西側にかたむき、土盛りのすぐ上の幹の周囲1.65メートルほどで、枝は四方に約13メートルにわたって広がり、幹の一部は朽ち損じているが樹勢は盛んである。高木家は、昔交代寄合職にあって水行奉行を兼ねていた。このカヤはその当時からすでに植えられていたようで、推定樹齢約300年といわれる古木である。(当時の紹介記事より)

残念ながら現在は、朽ちて現存しません。

昭和26〜27年頃のシブナシカヤ 西高木家の当主第十六代新兵衛貞則は、このシブナシカヤの「接木とカヤ一箱」を第二代水戸藩主徳川光圀公に献上しており、光圀公の花押のある返礼状が残っています。
資料は、上石津町郷土資料館に協力いただきました
徳川光圀は、寛永5年6月10日(1628年7月11日)〜元禄13年12月6日(1701年1月14日)
別名 子龍、観之、日新斎、常山人、率然子、梅里、水戸黄門
左の写真は平成元年発行 上石津町教育委員会
上石津町の文化財より
下の写真は上石津の紹介パンフレットより
2005年(平成17年)6月18日(土)地元宮の有志(大嶽氏、鈴木氏)の手により再びシブナシカヤが植えられました。
緑の村公園に移植された実生の種から育った子供の木、そのまた実から育ったカヤの木、天然記念物だった木からすると孫にあたる木が今回植えられました。写真は、カヤの木を植える大嶽氏、後ろの松の大木は、東高木家屋敷跡に当時からあったと言われています。この木も推定250年と思われる古木です。 もとあったカヤの木の所には、天然記念物であったシブナシカヤの根っこが残っていました。今回は、同じ場所に植樹されました。
木の後ろに見える蔵は、現存する東高木家の土蔵です
無事植樹が終わって記念撮影する左が大嶽氏、右が鈴木氏。
8月猛暑!今年の記録的な日照りで残念ながら葉が真っ赤になって枯れてしまいました
緑の村公園にあるシブナシカヤの二世 
6月18日に緑の村公園に行って撮影してきました 私の記憶にある二世のシブナシカヤは、まだ植えられた時で2mほどでしたが、現在は6〜7m以上はある大きな木に育っていました 樹勢も凄く勢いがありました。 二世のカヤの実です 鈴木さんに頂きました ちゃんとシブナシカヤの特徴が出ています
二世のカヤのみです
シブなしの特徴が現れていますね
今度はこの実を蒔いて実生で苗を作る計画です
左のカヤの下にある小さな苗が右の緑の村公園に移されたカヤの2世です大きくなりすぎてもう移植すると枯れるリスクが大きいので実生と挿し木で3世を作る計画です。
2007年春 挿し木で3世を!
イチイは挿し木で増やすことが出来るって事を聞き 今度は挿し木にチャレンジ中です
左が昨年に水揚して挿した枝ですが現在いい感じで枯れていないようです
そこで更に今年は沢山の挿し木作成にチャレンジしています。
2007年5月22日の状況
新芽が芽吹いてきました!うまくいくかな?
2010年 2世より取り木した苗もしっかりと根が出ました 
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