我が家の完成までの記録−8
平成15年4月12日(土)現在の状況です

今日はあいにくの雨降り、屋根やさんも壁塗りの職人さんも来ていませんでした。瓦仕事が殆ど終わり玄関にも立派な鬼瓦が載っかりました先週より更に玄関がどっしりと風格のある屋根に仕上がってきました。屋根やさんが雨が降る前に休日返上で頑張ってくれたおかげでかなり凄い雨だったにもかかわらずしっかりと出来上がっていました。大屋根、玄関の瓦も出来上がり日本家屋独特の風格が出てきました。

木と竹と土で組み上げた日本伝統の和風住宅、完成までゆっくりと出来上がりを楽しむ事ができます。雨の中での撮影でしたが、雨に濡れる日本瓦が何とも言えない色合いで落ち着いた感じです。今回は、大進建設の社長さんのお勧めで三州瓦でなく地元垂井町の「表佐瓦」が使われています。渋い燻し銀のの輝きが分かりますか。

玄関の屋根は、凝った造りで端の方が少し反ったこの感じが良いです。和風住宅にして良かったなと言うのが正直な感想です。

玄関の屋根には、鬼瓦を含め色んな形の瓦が使われています。木の細工と瓦の融合、もう芸術作品ですね、色んな角度から撮影してみました。 玄関の屋根の中央には、格子状の凝った造作がしてあります、この部分は棟梁の得意とする分野だそうです。
土台の下には、これだけのコンクリート製の基礎が打たれています。各部屋へは大きめの開口部が開けられています。この穴により床下も各部屋へ行き来できる事が出来、メンテナンスの面も安心、そして空気が各部屋の床下を通り通気もバッチリです。 床下と外とは、この換気口で空気が通うようになっています。これなら猫やネズミが外から入ることは無いでしょうね。
給水用の配管(赤が温水、青が水)と排水用のパイプです。ここは、風呂場の横にある洗面台、洗濯機が置かれる部屋です。 1階の部屋の壁は土壁です、ここは廊下部分とクローゼットになる部分です、この部分も土壁で遮音効果、防音効果もバッチリそうです。
リビングとダイニングの壁も土壁です、家全体が呼吸してる感じになり冬暖かく、夏涼しいそんな自然の快適空間が出来上がるんでしょうね。 下から見上げた壁の下ごしらえ(小舞)、綺麗な編み目で土を塗るのが勿体ないような気になってしまいますね。
これは、仏間の壁です、西側は西日を遮るために窓は設けませんでした。しっかりと土壁が断熱効果を見せてくれるか、期待しています。

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