須城谷の足跡化石  2010年5月9日発見!
上石津町上多良 緑の村公園の西側に位置する須城谷、ここでは1987年にアカシゾウの臼歯の化石が発見されました。
現在この化石は千葉大学に保管されています。

また2005年には、現在私の化石を含めた星空観察、クワガタ採取の師匠でもある大平さんの手によって120万年前の象の足跡化石が発見されています。

大平さんが講師を務められた大垣市のウイークエンドファミリースクールに親子で参加したのをきっかけに地元にいながら今まで殆ど知らなかった「須城谷」に深く興味を持ち幾度となく須城谷に師匠と通ううちに鹿の足跡の発見や新たに160万年前の象の足跡化石の発見に立ち会うことが出来ました。

今回の象の足跡化石は、川の増水により川岸が洗われて出現したものです。前回通った時と川と崖の様子が変わっていた事を不思議に思い現地を確認した事から見つけました。
写真のようにすでにひび割れこのままの状態では、次回大水が出ると砕け散る事を予想し、シリコンで型を取りました。
更にどうせ砕け散るならと現地の粘土質の岩を掘り起こし大平さんの手によって修復することにしました。
大平さんの技術と経験と知識があったから保存出来たものです。
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おおがき地域型SNSに残された須城谷に関する日記(記録)
須城谷の説明(地層の説明や岡村先生現地調査の様子)
大垣市上石津町足跡化石調査報告書 2007年3月 上石津足跡化石調査団 大垣市教育委員会
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