我が家の完成までの記録−1
夢の実現のために新居を建てる事にしました。

とにかく木の香りのする家を建てたいって事でハウスメーカーじゃなくて地元の建設会社に建ててもらう事にしました。昔からお世話になっている上石津にある「大進建設」にしました。大きな工務店じゃないけど昔ながらの大工さんがこつこつと仕上げる純和風の家、もちろん日本瓦の載る日本古来の伝統的な家です。湿気の多い日本の風土にあった土壁、柱も日本の木材を使った軸組田舎だけあって町中の建て売り住宅と比較すると梁や柱の太さが比較出来ないくらい太いのも大きな魅力でした。高校を出て自宅を離れプレハブの寮や社宅、そして今のマンションと木の香りとは縁遠い暮らしから一転、木の香りを体中に染みこませる事が出来る和風住宅、会社の慰安旅行で訪れた東北地方、白神山地や十和田湖、奥入瀬、大自然の恵みの中で和風住宅にしようって決心が固まった気がします。便利な町中のマンション生活から不便な田舎の生活に戻る訳ですが、それだけ私も年を取ってしまったのかな。

木の移植が終わり、池も壊し採石を入れて綺麗に整地された新築予定地、思ったより広い広場になった。娘達には格好の遊び場と化した。実はこの後かなり地盤が荒れてしまいタンパーで一生懸命おじさんが整地しなおしていた。ご免なさい 2月8日朝8時、朝早くから地鎮祭が行われた。吐く息も白いなかピーンと張り詰めた空気の中、厳かに神事が行われた。やはり自分の家を建てるとなると今まで味わった事がないような緊張感に襲われた。
地鎮祭が終わった後、早速張張りが掛けられた。整地された広場を見たとき、かなり余裕が有るように感じられた予定地も帳張りを掛けると思ったより余裕がないな。でもこれで大まかな大きさが分かり、段々と家を建てるって実感が湧いてきた。 基礎コンクリートのひび割れ防止のための配筋作業、この範囲にベタ基礎が施工される。この大きさが犬走りまでの大きさだ。この時点でキッチン、風呂、トイレの排水パイプ。水、温水用の給水パイプが施工されている。
ベタ基礎を打ち終わり、柱が乗る土台部分の型枠が施工されている。この状態で1階の各部屋の形、大きさが分かり今まで図面上でした見えなかった部屋の配置が良くわかる。 近くで建てられていた新築現場、屋根の形と玄関の位置が違うがほぼこの位の大きさの家が建つ予定である。基礎から見ると、とてもこんな大きな家が建つように感じないところが不思議だ。
基礎のコンクリートが出来上がり、土台が取り付けられました。(3月15日撮影) 土台に防腐剤を塗ったところが黒くなっている所です(施工途中)部屋の感じが分かりますね。狭く見えるけど縦が約9m横が約14m、玄関の部分が約2m前に出ています。左が和室8畳二間中程が洋室、右下が和室4畳半、右上がキッチンです。
さて3月21日いよいよ棟上げ式です!
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